ビブリオ事始め その2


さて、では、読んだり参考にした本や論文を、

どのように記録していけばいいでしょうか?


その前に、まず、所属する研究科や専攻、分野やコースでは、

どんなふうに「引用文献」を書くのかを確認しておきましょう。


実は、この引用文献の書き方、かなり曲者です。

学会によっても違うし、

同じ研究科でも違うことがあります。


しかも、事細かに書き方のルールが決まっているので、

日本社会学会では、「スタイルガイド」という

(薄いですが)一冊の本になっていたりします。


どんな風に違うかというと・・・


〈日本社会学会〉

野矢茂樹,2001,『論理トレーニング101題』産業図書.


〈科学技術情報流通技術基準(SIST)〉*ISBNは省略

野矢茂樹. 論理トレーニング101題.産業図書, 2001, 182p.


タイトルにカッコがついたりつかなかったり、

読点だったりカンマだったりピリオドだったり、

カンマのあとは半角空けなきゃいけないとか

「も~~めんどくさすぎる!!!」

って叫んじゃうくらい細かいです^^;


だから、まずは先生や先輩方に、

論文提出先の書式を確認しておきましょう。

その上で、じゃあどう記録する??という話ですが・・・

具体的な記録方法は、次回お伝えしたいと思います。


Photo by Daria Nepriakhina on Unsplash

大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

0コメント

  • 1000 / 1000