ビブリオ事始め その3


前置きが長くなりました^^;

では、どのように読んだ本を管理すればいいでしょうか。

「ビブリオ事始め その1」でおすすめしたのは、次の3つの方法です。


①ワードで記録する

②エクセルで記録する

③文献管理ソフトを使う


もし、あなたが、これらのビブリオを修士論文以外には用いないのなら、

①ワードがおすすめです。

専攻での書き方ルールに沿って、記録しておけばいいだけです。

このとき、並び順(アイウエオ順か、アルファベット順か)も注意しましょう。


修士論文だけでなく、学会発表や、論文投稿にも用いるなら、

②エクセルが使い勝手がいいでしょう。

エクセルの場合、項目の入れ替えや、並び順を変更できるので、

学会や投稿先の雑誌に合わせて、並べ替えるのがラクです。

ただ、スペースをあける、とか、半角にする、とかの

こまかい調整はできないので、

最後に、ワードなどの文書に落とし込んでから、修正が必要です。


③文献管理ソフトは、

こうしたソフト利用に長けているなら、よいかもしれません。

わたしは、お試しでしばらく使ってみましたが、

出力のときに、専攻での書き方ルールにあわせた出力ができなくて

(さきに設定しておくとか、なにか作業が必要なんでしょうね)

断念してしまいました(>_<)

デジタルネイティブではないわたしにとっては、

慣れるのに時間がかかりすぎる!その間に卒業しちゃうよ!

ってかんじでした(苦笑)


ということで、けっきょくわたしは、

②エクセルで記録する、に落ち着きました。

アナログな気もするけど、

一覧で見やすいし、

とりあえず記録しておいて、

必要なものだけピックアップするときは、

チェックをつけて並べ替えするだけで選び出せます。

わたしは、ここに内容の抜き書きも入力していて、

文献を探すときに、ずらーーっと並んだメモ書きを見ていて、

忘れていた文献から

新しいヒントをもらうこともありました。


とはいえ、自分に合う方法が一番です。

大学院入学前に、いろんな方法を試してみるのもいいかもしれません。


ビブリオは一日にして成らず。

こつこつと記録しておきましょう!

Photo by Kaitlyn Baker on Unsplash

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