学問的文章を知る、書く 3――感じたことを書く


ところで、


論文というと、

理屈をこねるようなイメージで、

自分の感覚はまったく必要とせず、


どこかにある理屈や、

どこかにある論理的表現を借りてくる、

ような気がしていませんか。


でも、それは違います。


論文は、


他の誰も考えたことがない、

自分が感じた疑問、

自分が考えた道筋、


を、

文章にすることです。


だとすると、

必要なのは、

どこかから文や表現を借りてくることではなくて、

「自分がなにを感じ、考えているか」

に敏感になること、


そして、その


「感じ、考えていること」

に的確な表現を与えること、


が必要になってきます。


さて、そのための訓練は?

次回に続く!

大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

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