分析の視点を学ぶ 2



ドラマ教育にはさまざまな手法があります。

その中のいくつかを用いて、

レッスンをしてみたいと思います。


(1)ホットシーティング



①準備

題材:みんなが知っている民話

   かんたんに読める絵本


まず、参加者全員で、ひとつの短い読み物などを読みましょう。

そして、登場人物、話の流れを確認します。


必要なもの:いす 1~3脚

いすは、教室の前に、黒板を背にして真ん中におきます。


②選ぶ

 参加者から、1~3人程度を、選びます。

 選ばれた人は、先ほど準備したいすにすわります。先ほど読み合わせ下中の登場人物のひとりになります。

 例えば、「桃太郎」を読んだなら、

 桃太郎さんになってもらう、という感じです。

 3人選んだ場合、3人全員が桃太郎さんになります。


③開始!

 さあ、では、他のみなさんは、桃太郎さんにインタビューしましょう!


 「なぜ鬼退治に行こうと思ったんですか?」

 「犬が話しかけてきたとき、どう思いましたか?

 「おとうさん、おかあさんがいないことは、さみしかったですか?」


などなど、

せっかく来ていただいた桃太郎さんに、

いろんな質問をしてみましょう!


そして、いすに座ったかたは、

その質問に、桃太郎さんとして答えます。


これ、実際体験したら、

聞くよりも何百倍もおもしろい!!! のですけど、

こうしてブログの文字では、

いまひとつ臨場感がつたわらないのが、

もどかしいです・・・!


桃太郎になった人は、

自分では思いもかけないような答えがわきあがる経験をし、


質問した人は、

答える人によって、

同じ桃太郎さんでも、

まったく思いがことなることを目の当たりにします。


では、

この手法は、なぜ社会人院生に効果的なのでしょうか?

次回に続く!


大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

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