分析の視点は、
研究者自身の視野の広さ、
感受性、
センス
などに委ねられがちです。
もちろん、専門知識を学ぶことで視野は広がります。
しかし、
それを、表面的なことばとして捉えるのではなく、
「対象者のなかに飛び込んで、理解できるかどうか」
が、分析の深さにかかわってきます。
この
分析を深めるための知恵の教授として有効なのが、
ドラマ教育です。
photo by Hamish Kale @unsplash
ドラマ教育といっても、
学芸会のように、
誰かに見せるために演じるのではありません。
ドラマでは、
自分ではない誰か、を演じることで、
自分から離れて、他者を自分に憑依させることができます。
他者を演じる=憑依させることで、
自覚するよりも、深い思いを
つかまえることができるのです。
さらにくわしく知りたい方は、
ぜひ以下をご参照ください!
■ 国内ドラマ教育のパイオニア・小林由利子先生 インタビュー一覧
第1回:日本でもじわじわ広がる「ドラマ教育」ってなに?――「ドラマ教育」によって伸びる子どもたちの力とは
渡部淳、獲得型教育研究会2010『学びを変えるドラマの手法』 旬報社
では、
このドラマ教育の手法を、
大学院教育にどう使うのか?
は、次回!
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