書くのが怖い その1


レジュメでも、

研究計画でも、

実は、

慣れれば慣れるほど

文章を書くのが怖くなってきます。


入学当初は、

先行研究がなにかもわからないまま、

とにかく自分の考えをことばにしていきます。


このときは、

書くための知識のストックがない、

どう表現すればいいのかわからない、

など、

自分自身のストックがないために「書けない」状態に陥ります。


しかし、少しずつ先行研究を扱い始めると、

今度は、

「先行研究に書いてあることしか、書けない」

という状態に陥ります。


なぜかというと、

自分が独自で考えたことには、

論理的根拠がないように思い始めてしまうからです。


先行研究として論文や本になっていたら、

その著者の意見として一定の理屈があると思えます。

だけど、

自分の意見の論理的根拠は、誰も保証してくれません。


そうすると、とたんに、

「これを書いてだいじょうぶなんだろうか・・・」

「こんなことを書いたら、人から批判されるんじゃないだろうか・・・」

「自分はこう思うけど、的外れなんじゃないか・・・」

と、ものすご~~~く怖くなってきて、

そこで

手が止まってしまい、

「書けない・・・!!」

という状態になってしまうのです。


こんな状態になったら、どうすればよいか・・・

については、次回!

illustration by mybears on illust AC

大学院生活 ガイド

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