問いと仮説と結論と その1


これまで何度か「問い」について、お伝えしてきました。

調査を始める前に、いったん「問い」を立てますが、

この「問い」は不変のものではありません。


実は、

「問い」もまた、調査や執筆のプロセスを経て、

育っていくものなのです。


アカデミックの世界では、

問いー仮説ー結論のつながりが重要だ、

ということは

もう意識せず空気を吸っているようなもので、

多くの教員にとってはあたりまえすぎて、

きちんと言語化できていないことが多いように思います。


私自身、

 問いー仮説ー結論 

のつながりの重要性が腑に落ちたのは、

2度目の修論を書いているときでした。


アカデミック世界の常識がわからない社会人院生は、

「問い」が重要なことはわかるけれども、

なぜ重要なのか、どう使えばいいのかがわからず、

教えてもらえないまま、

ふわっと理解して、なんとなく使っている、

という人もいるでしょう。


そこで、

問いー仮説ー結論 はどのようなものなのか、

確認しておきましょう。


Photo by Jon Tyson on Unsplash









大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

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