分析は点、考察は面


さて、いよいよ分析の開始です。


分析方法については、

おおくの参考書が出ていますから、

それらを片手に、

トライ&エラーで身につけていくしかありません。


そうして、データから読み取れることを

集めていきます。


しかし、

多くの人がここで混乱してしまうようです。


というのも、初心者には、


「どこまでが分析で、

 どこからが考察なのかがわからない」


ことが多いからです。


データを分析して明らかになったことは、

まだ点=パーツにすぎません。

データから抽出した多くの点は、

それだけでは、バラバラで

どのような関係にあるのかはわかりません。

このバラバラの点の中から

関連するものを拾い上げ、

つなぎ合わせると、線になります。


これらの線を重ねて、

面へと広げていく作業が、考察です。


と、このように書かれたものを読んでも、

抽象的過ぎて、なにがなにやら・・・

という社会人院生の方もいると思います。

そんな方は、

とにかく修士論文を書くプロセスの中で、
苦しむのがいちばんです!(ΦωΦ)フフフ…|д゚;)


「分析は点、考察は面」

ということばが、

「なるほど!こういうことだったのね!!」

と腑に落ちるときまで、

トライ&エラーを繰り返しましょう!

大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

0コメント

  • 1000 / 1000