修士論文を書くためには、
自分でみつけた問いに対して、
答えをみつけるために、
調査をしなければなりません。
この調査には、
①文献や統計データによる調査と、
②インタビューやフィールドワークなど
調査対象となる人や集団から
分析する素材やデータを集める調査があります。
ここでは、
②の調査について、その具体的な手順をお伝えします。
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(1)調査対象を決める
最初にするのは、
調査する対象を決めることです。
社会人の場合、
はじめから研究したいテーマが決まっている人も
少なくありません。
そのため、調査対象も「もう決めてるから」
という方もいるでしょう。
問いを検討する中で、
新たな対象へと調査を広げていくこともありますよ。
対象を検討するときは、あまり決めつけてしまわず、
もうすこし視野を広げて、
「もっと自分の問いに適した対象はないか?」
と問い直してみるといいと思います。
(2)どうアクセスするか
調査の対象となる人に出会うにはどうすればよいかというと、
①個人的なツテに頼る
②調査対象が数多くいそうな場所にでかける
③テーマに関係する団体などに依頼する
などがあります。
これらの人や団体にどう出会えるのかは、
研究テーマの設定によります。
社会人ならではの人脈も駆使しながら探しましょう。
そうして調査を受けてくださる方が現れたらどうするかは、
次回お伝えしてきます。
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