いざ調査! その1


修士論文を書くためには、

自分でみつけた問いに対して、

答えをみつけるために、

調査をしなければなりません。


この調査には、

①文献や統計データによる調査と、

②インタビューやフィールドワークなど

調査対象となる人や集団から

分析する素材やデータを集める調査があります。


ここでは、

②の調査について、その具体的な手順をお伝えします。

Photo by Markus Spiske on Unsplash



(1)調査対象を決める


 最初にするのは、

 調査する対象を決めることです。

 社会人の場合、

 はじめから研究したいテーマが決まっている人も

 少なくありません。

 そのため、調査対象も「もう決めてるから」

 という方もいるでしょう。


 問いを検討する中で、

 新たな対象へと調査を広げていくこともありますよ。

 対象を検討するときは、あまり決めつけてしまわず、

 もうすこし視野を広げて、

 「もっと自分の問いに適した対象はないか?」

 と問い直してみるといいと思います。



(2)どうアクセスするか


 調査の対象となる人に出会うにはどうすればよいかというと、

 

 ①個人的なツテに頼る

 ②調査対象が数多くいそうな場所にでかける

 ③テーマに関係する団体などに依頼する

 

 などがあります。

 これらの人や団体にどう出会えるのかは、

 研究テーマの設定によります。

 社会人ならではの人脈も駆使しながら探しましょう。


 そうして調査を受けてくださる方が現れたらどうするかは、

 次回お伝えしてきます。









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