レジュメ作成に必要な要素として、
何も考えずに書けるもの=書誌情報など
考えて書く必要があるもの=文献の内容
とがあります。
(1)書誌などに関する情報
・著者、出版年、著書タイトル、発表する部分(章など)
・授業名、発表年月日、発表者名
・授業名
(2)文献の内容に関する情報
・なにについて議論しているのか
・筆者が批判しているのは、どんなことか
・筆者が言いたいことはなにか
・筆者の意見に関連して、自分はどう思うか
また、例えば
比較研究の場合、図や表にまとめなおすと、
内容がわかりやすくなることもあります。
そんなときは、以下のことに気をつけましょう。
(3)図表にまとめる
・筆者が比較している軸に沿ってまとめる
・対比を意識する
・表タイトルは、表の上に
・図タイトルは、図の下に
・タイトルには通し番号をつける(表1、表2・・・)
実は、私、
初回のゼミ発表のときに、この図表の書き方も知らず、
小学生のようなレジュメを提出していました・・・!!
そのときの教授は、
「表面的な間違いにこだわらず、本質的な議論とアドバイスをしましょう」
と、ゼミ生に議論を促してくださいましたが、
(今になって、その言葉のありがたみをひしひしと感じています・・・!)
そのくらい、アカデミックの作法には疎かったのです。
例えば、
図と表の違いや、書き方の注意などについては、
たくさんのサイトがありますので、
それらに、一度は目を通して、
基本的な書き方を確認しておくとよいですね。
Photo by Lindsay Henwood on Unsplash
このように、言葉で説明するのはかんたんですが^^;
いざレジュメをつくろうとすると、
途方に暮れると思います。
特に、
(2)文献の内容に関する情報や
(3)図表をまとめる ことは、
「先行研究の読み方 その1」でもお伝えしたように、
基礎知識がない状態だと、すごく時間がかかるし、
頭を振り絞ってもわからないことが多いと思います。
それでも、回数をこなせばコツがつかめてきますから、
「考えること」をあきらめないでくださいね!!
この積み重ねは、
きっとあなたの知性を高めてくれますよ!
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