修論はジグソーパズル


社会人院生にとって、

4万字~10万字という長い文章を書くことは、

未経験の体験です。


会社生活で書く文章と言えば、企画書やプレゼン、報告書ですが、

企画書、プレゼンは、短い文の羅列だし、

なが~い報告書を、ヒラ社員が書くことはあまりないと思います。


そこで、「修士論文は4万字以上です」

と言われると、


そんなに長い文章を、
この自分が書けるんだろうか・・・!!


と、心の中では、緊張とおそれでブルブルしてしまいます。


長い文章を書く、と思うと、

途方もなく果てしない旅路のように思ってしまいますが、

修論は、長い文章ではなく、


パーツとパーツをつなぎあわせたもの


と発想を転換してみましょう。

Photo by Bianca Ackermann on Unsplash


どんなに分厚い本も、必ず目次があって、

いくつもの章、節に分かれていますよね?


つまり「長い文章」とは、

小さなパーツをいくつも作って、

それらのパーツをつなげることで、できあがるんです。


しかも、

ジグソーパズルのように、

そのパーツがぴったりはまると、

論理的に美しい文章になるのです。


ということで、

「修論という長い文章」を書くと思うのではなく、

「小さいパーツ」をつくるつもり

で、

アイデアや調査の断片を

ひとつずつ、丁寧に

言葉にしていくことから始めてみてください。


パーツのストックが増えたら、

どれとどれがつながるか、

どうつなげたら、読み手に伝わりやすいかを考えて、

並べ替えたり、不足しているパーツを足したりします。

それが、「章立て(構成案)」になっていきます。


まさに、隗より始めよ。

根気強く、ゴール目指して書いていきましょう!

大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

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