「自分で調べる」が基本

                                                                                                          

社会人の作法と院生の作法の違い

に気づくかどうかは、

院性生活で生き残る上でとても重要です。

(特に、学卒院生が多い研究科では)


その作法の違いのひとつが、

分からないことがあったときの対応です。


新人が仕事を始めたときに叩き込まれるのは、

勝手に一人合点せず、相談する、

ということだと思います。


それぞれの会社のやりかた、業務の進め方が身につくまでは、

勝手にものごとを進めたり、

勝手に判断したりはできません。

業務に精通するまでは(いや、した後もかな)

先輩や上司に確認を取りながら、

進めますよね。


こんな気持ちで、先輩院生や指導教員に気軽に

「教えてください」

というと、

「う~ん、まあ、でも自分で調べないと・・・」

とお茶を濁されたりします。

まあ、研究テーマが違うからしょうがないところもあるんですが^^;


なんでかな~~って思って、

観察していて気が付いたのは、

院生は、

「自分で調べるのが基本」と思ってるんだ~

ということでした。


大学院生は、個人事業主のようなもの。

教員は上司ではないし、

同じ院生は同僚ではないのです。


会社員生活では、みんなで業務を共有するから、

報告・連絡・相談が大事。


修士生活では、一人で修論を書くために、
自分でなんでもする自立心が必要。



この違いをしっかり理解して、

「自分の力だけで書き上げる」という気概で

院生生活をサバイブしましょう!


(逆に、会社で大学院生が

 先輩に相談もせず、

 未熟な社会人経験だけで、一人で突っ走って、

 まわりから顰蹙を買う場合もありますので(´Д`)

 学卒院生さんはご注意を!)


 Photo by Adrian Smith on Unsplash 



大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

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