伝える技術 文章編 その1

さて、大学院生活が始まると、

なにかと文を書く機会が多くなります。

アカデミックの場での評価の対象は

「書かれたもの」です。


ゼミや報告会での研究発表、

リサーチぺーパーも修士論文も、

「書かれた文章」がすべてです。


「あ、あそこはちょっと説明が足りてなかったんで、

 今、口頭で捕捉説明しますね」

というのは仕事の場では、そんなに問題にはならないですね。

むしろ注意をひきつけるという一つの方法でもあります。


でも、アカデミックの世界では、

「修士論文ではうまく書けなかったから、口頭で説明します」

は基本なしだと思っておきましょう。

(ゼミの発表では許されますけど、それも先生によります)

だからこそ、

誤解なく、正確に、読み手に伝える技術が必要です。


社会人にありがちなのが、


・文学的表現、定型的表現が多くて、まわりくどい。


・変に難しい表現を多用しているが、

 意味がよくわからず使っている。

・感性だけで書いている。


などなど・・・


どれもこれも、進学したばかりの頃の自分がやっていた過ちです(恥)!!


でも、自分では「けっこう文章書けてるよね♪」と思ってたんですよね。

今読み返すと、

読み手に不親切、

理解してもらおうと思っていない自己満足的な表現、

自分の考えと感性だけでつっぱしって、根拠はどこ?状態。

まあ、10年たってそれがわかるようになっただけでも、進歩したのですが^^;


そこで次回は、かんたんなコツをおさえて、

伝わる文章を書ける方法をお知らせします。


Photo by Toa Heftiba on Unsplash


大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

0コメント

  • 1000 / 1000