さて、大学院生活が始まると、
なにかと文を書く機会が多くなります。
アカデミックの場での評価の対象は
「書かれたもの」です。
ゼミや報告会での研究発表、
リサーチぺーパーも修士論文も、
「書かれた文章」がすべてです。
「あ、あそこはちょっと説明が足りてなかったんで、
今、口頭で捕捉説明しますね」
というのは仕事の場では、そんなに問題にはならないですね。
むしろ注意をひきつけるという一つの方法でもあります。
でも、アカデミックの世界では、
「修士論文ではうまく書けなかったから、口頭で説明します」
は基本なしだと思っておきましょう。
(ゼミの発表では許されますけど、それも先生によります)
だからこそ、
誤解なく、正確に、読み手に伝える技術が必要です。
社会人にありがちなのが、
・文学的表現、定型的表現が多くて、まわりくどい。
・変に難しい表現を多用しているが、
意味がよくわからず使っている。
・感性だけで書いている。
などなど・・・
どれもこれも、進学したばかりの頃の自分がやっていた過ちです(恥)!!
でも、自分では「けっこう文章書けてるよね♪」と思ってたんですよね。
今読み返すと、
読み手に不親切、
理解してもらおうと思っていない自己満足的な表現、
自分の考えと感性だけでつっぱしって、根拠はどこ?状態。
まあ、10年たってそれがわかるようになっただけでも、進歩したのですが^^;
そこで次回は、かんたんなコツをおさえて、
伝わる文章を書ける方法をお知らせします。
Photo by Toa Heftiba on Unsplash
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