大学院に入学したら、
すぐにどの授業をとるのかを決めなければなりません。
大学のことも、教授陣のこともよくわからないまま、
シラバスや科目名で選ばなければならないので、
戸惑うこともたくさんあります。
科目をどのように組み合わせるかは、
それぞれの研究テーマによって異なりますから、
一概に、何を履修すべきかをアドバイスすることはできません。
ただし、「調査・分析」の授業だけは違います。
それぞれの学問分野で、
科学的にオッケーと認められている手法を学ぶことは、
修士論文のための調査や分析をする上で、
とても重要です。
社会人院生にありがちなのが、
「自分独自の手法」にこだわってしまうこと。
しかし、そうしたこだわりは主観的なもので、
社会科学としての妥当性を欠く場合が多いのです。
とくに、大学卒業から十年以上ブランクがある場合は、
「調査・分析」科目をとることを、
強く強くおすすめします!
調査・分析手法は日々進化しています。
大学院入学時点で、妥当とされている手法を身につけることは、
あなたの論文の精度を、必ず高めてくれますよ。
Photo by Miguel Henriques on Unsplash
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