社会人院生の最初で最大の難関は、
仲間をつくること、です。
社会人と言っても年代はさまざま。
20代なら、大学卒業したての学生(学卒院生)と年齢も近いし、
仲良くなりやすいと思います。
これが、30代、40代、50代、60代・・・となるにつれて、
若い学生とのあいだにいろんな距離が生じてきます。
例えば、
学問知識の距離=十数年まえの大学での学びは、かなり古くなっています
社会人経験の距離=働いた経験がプライドとしてあると、
学卒院生に対してついつい親や上司的な立ち位置に
教員との距離=同じ社会人として接してしまい、教えられる側であることを忘れてしまう
などなど。
もちろん、社会人院生の良さは、社会経験があることですから、
そのこと自体が悪いわけではありません。
ただ、「仕事の視点、学問の視点」でお伝えしたように、
仕事というフィールドと、学問というフィールドは
違うことを肝に銘じましょう。
そして、この学問フィールドで、もっとも心強い味方こそ
学卒院生なのです。
Photo by Shane Rounce on Unsplash
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