分析の最初の一歩 2

幼児用単語カードをつかって、

「分析の軸」を体感しましょう。


学生をグループに分けて、

これらのカードをもとに、

10分以内に

いくつの「軸」を見つけられるか、

競争です!


カードには、

様々なカテゴリーがありますから、

すべてを含むような分け方をしなくてもOKです。


かんたんなところでは、

「食べるもの/食べないもの」

「着るもの/着ないもの」

などがあります。


かつて学生にやってもらったとき、

なんと100以上の軸が出ました!


それでも、学生が気づかない軸はあるもの。


教員は、学生の様子を見ながら、

「あれはまだ出てないぞ」

という軸を準備しておき、

最後に、

「まだあるよーー!!」

と披露すると、

学生の阿鼻叫喚が。


「あああーーー!!気が付かなかった!!」

「悔しい――!!」


となったところで終了です(笑)


この軸出しのとき、

頻繁に学生の軸を確認しながら、

「その軸だと表現があいまいだよ」

「もっと、こう考えてみたら?」

など、

さらなる思考を促す声かけをしていきましょう。


この次のステップでは、

「野菜」など

カードをある程度具体的なカテゴリーに限定して、

今度は2つの軸で分ける作業をしてみましょう。


そう、

マトリクス分析です。


身近な素材で準備運動しておくと、

学生にとってのデータ分析最初の一歩が、

ラクになると思います。

大学院生活 ガイド

おもに社会人院生の方向けに 大学院合格後の アカデミックライフ・スキルを お伝えします。

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