最後の難関ーー口頭試問 その2


A 修士課程で大学院を去る社会人院生の場合、

どんな対策をしておけばよいでしょうか。


まず、先輩などに修論を読んでもらい、

  社会科学の手続き上、不足しているところはあるか、

  どこに論理の穴があるか、

  問いと結論は対応しているか、

などを指摘してもらいましょう。


その指摘に対して、

「どう答えるとベストか」をしっかり考えておくといいですね。


Q&Aをすべて文字にする、想定問答集を作っておくのもよいと思います。

そうすることで、自分が「言いたかったこと」がクリアになってきます。


また、本番当日は修論を手元にもっておくようにしましょう。

あらかじめ、

  章のはじまりや

  問い、結論部分、

  先行研究の検討部分、

  研究アプローチ部分・・・

など、指摘されそうなところに、付箋を貼っておくと、

質問されたときにも、すぐに該当の個所を開けます。


口頭試問で重要なのは、

「この研究をもっとも深く理解しているのは、自分だ!!」

と強く思うことです。


2年もかけて取り組んできたんですから、

準備を整えたら、

自信をもって臨みましょう!!

Photo by Prateek Katyal on Unsplash

大学院生活 ガイド

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