2023.02.04 01:51「問いを立てる」訓練教員のみなさんの中には、「問い」の見つけ方を、先行文献にあたり、調査を行う中で、苦しみながら見つけるものだ、と、「習うより慣れよ」パターンをイメージしていることが多いように思います。でも、問いの立て方も、ちょっとした訓練で、ちょこっとだけ近道になることもあるんです。それが「問いの立て方訓練」です。身近なことでよいので、なぜどのようになにが/なにをいつを使って、疑問を言葉にしてもらいます。このとき、社会人が立てがちなのが、「未来」に焦点を当てた問いです。「どうすれば~~~は良くなるか」「どのような~~~が求められるか」これ、研究ではNGですよね。研究での視点は、「未来」ではなく「現在/過去」にあるからです。